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息子が東大に合格した教育費貧乏にあえぐ母のブログ

教育費最大の節約は国立大学!知っておくべき大学の学費

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長男はこの春、東大に進学しました。
高校までに教育費をかなり使ってきたので、大学は是非とも国立に進学してほしいと思っていました。
何とか合格してくれて助かりました。
今度は次男が受験生。しかもまたまた理系志望です。

大学の学費はいくらかかる?

国立大学と私立大学の学費の違い、文系理系の違いなど、改めてどれくらい違いがあるものなのか調べてみました。

国公立大学の入学金・授業料

◆国立大学  入学金 282,000円 授業料 535,800円   合計817,800円

これは、文部科学省が定める国立大学授業料標準額です。
以前は一律同じ学費でしたが、現在は法人化に伴い各大学や学部・学科ごとに標準額+20%を限度に決められることになっています。
ただ、実際にはこの標準額に設定されているようです。
これに施設設備費などを徴収する大学も増えています。
一般的には文系学部の方が安く、理系学部の方が高い傾向があり、費用も数千円から15万円と差があります。
東京大学を調べると施設設備費はなさそうで安心しました。

公立大学  入学金 393,426円 授業料 537,809円   合計931,235円
(地域外入学者の平均額。地域内入学者の入学金の平均額は229,584円)

公立大学は国立大学と比べると、地域外入学者は若干高いですが地域内入学者だと国立大学より安いようです。

文科省「国公私立大学の授業料等の推移」

私立大学の入学金・授業料

◆私立大文系 (平成28年度) 入学金 234,763円 授業料 758,854円 施設設備費 157,246円 合計 1,150,863円

       (平成29年度) 入学金 231,811円 授業料 781,003円 施設設備費 152,496円 合計 1,165,310円

◆私立大理系 (平成28年度) 入学金 256,208円 授業料 1,071,560円 施設設備費 190,565円 合計 1,518,333円

       (平成29年度) 入学金 254,941円 授業料 1,101,854円 施設設備費 184,102円 合計 1,540,897

◆私立大医歯系(平成28年度) 入学金 1,013,054円 授業料 2,896,848円 施設設備費 883,026円 合計 4,792,928円 

       (平成29年度) 入学金 1,050,306円 授業料 2,847,940円 施設設備費 872,711円 合計 4,770,957円 

平成28年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について

平成29年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について

平成28年と29年を比べると、私大の場合は医師系は若干安くなっていますが、文系も理系も合計額は増加しています。
たった1年で10~20数万円も増えているのです!
まだ平成30年度のデータは見つけられませんでしたが、大幅に減っていることはないでしょう。

ちなみに長男が受験した私立大学は、初年度納付金が約1,740,000円と1,830,000円でした。
平均額より高くて、国立が駄目だった場合の事を考えると恐ろしくなりました😱
医科歯科系が志望でなくて本当に良かったと思います。
私立大学の場合、文系でも国公立大学に比べるとかなり高いことが分かります。

卒業までにかかる学費

卒業までにかかるトータルの学費を計算しますと

◆国立文系理系 2,425,200円

◆国立医歯系  3,496,800円

◆公立文系理系 2,544,662円

◆公立医歯系  3,620,280円

◆私立文系   3,899,163円(平成28年度) 3,965,807円(平成29年度)

◆私立理系   5,304,708円(平成28年度) 5,398,765円(平成29年度)

◆私立医歯系  23,692,298円(平成28年度) 23,374,212円(平成29年度)

医師系は6年、理系は4年で計算していますが、理系の大部分は大学院に進むのであと2年分の学費がここから上乗せされます。

そして、もし自宅から通えない大学に進学した場合、さらに仕送りが必要になります。
国学生活協同組合連合会の調査によりますと、仕送りの平均額が72,980円です。
ただ、都市部と地方では住居費に違いがあるので、金額が低いような印象を持ちました。
ざっくり月8万円として、年間96万円。
とすると、国立大学で下宿生の場合は私立理系の自宅生とあまり変わらないかも。

自宅通学の国立大学なら、教育資金として1人あたり400万円貯めておけば十分賄えそうです。

 

まとめ

国公立大学と私立大学の学費の違いをまとめてみました。
我が家の私立高校生の学費は、年間918,000円です。
なので、国立大学に行ってくれると高校生の授業料より安くなるのです。
理系となると国立と私立ではかなり違ってきますので、浪人しても国立大学に行ってくれた方が浪人費用を含めてもかなり安くなります。

教育費の最大の節約法は、国立大学に進学することだと分かりました。

こちらの記事も参考にどうぞ。

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