【塾に行く前に】家庭でできる子供の基礎を作る勉強法
教育費を節約するために、なるべく子供達が塾に行き始める時期を遅らせ家庭でできることはやってきました。
塾は集団授業なので1人1人に合った勉強法にはなっていませんから。
元々お金の為であったことが、結果的には家庭でやった方が子供に合った進度や難易度で勉強できたので効率的に基礎力が付いたような気がします。
子供達が塾に行く前に家庭でやってきたことをご紹介したいと思います。
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子供に関われる時期は限られている
私の持論は「子供が12歳までは親が関わる」です。
子供達の中学受験が終わるまでは、ほとんど自分の時間を楽しむ余裕はありませんでした。
子供が小さい頃は早く寝てしまうので、一緒にいられる時間は限られています。
つまり子供の成長する期間というのも限られているのです。
そしてこの時期は、子供の一生の中でも一番大事な時期だと思うのです。
だから何より子供達の教育を最優先しました。
子供達が思春期になると反抗期がきて、関わりたくても関われなくなりました。
それでも息子は東大に合格することができました。
子供達が小さい頃に徹底的に関わっておいたからだと思っています。
家庭では土台を作ってあげる
塾や習い事などに行かせてしまえば、カリキュラムがしっかりあるので安心だし親もラクです。
ただ、一斉授業だと子供によっては元々分かっている部分もあったりして無駄な時間も多いでしょう。
子供がじっと集中して勉強するかどうかは疑問ですし、通塾の時間もばかになりません。
小学校低学年や中学年くらいまでの勉強なら、親でも見てあげることができるはずです。
高学年で入塾する前に、家庭で全ての勉強の基礎を作ってあげるといいと思います。
幼児期
読書
全ての勉強の基本は国語です。
言葉が理解できないと、どんな科目も理解することはできません。
自分が読書が好きですので、月に2・3回図書館から本を借りてきては子供に読み聞かせをしていました。
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文字を書く練習
家庭学習の味方は市販ドリル。
くもん出版のものをよく利用しました。
文字はいきなりひらがなやかずではなく、めいろや線を書く練習から始めました。
最初から難しいことをやらせると机に向かうことが嫌いになってしまうかもしれないので、楽しんでできるよう気を付けました。
シリーズで色々出ているので、少しずつ段階を踏んでできるのが良かったです。
お絵描きや工作
我が家はよそのお宅に比べておもちゃが少ない方でした。
物をたくさん与えすぎると良くないと思い、あえて買いすぎないようにしました。
おもちゃが少ないせいか、自分で絵を描いたり物を作ったりしていました。
例えば、当時流行っていたムシキングのカードを(多少は持っていましたが)自分で絵を描いて作ったり、段ボールを切ってコマを作ったりしていました。
想像力が豊かになるし考えながら作るので地頭が鍛えられたと思います。
小学校低学年
教室の場所が1人で行かせるには少し遠かったこともあり、家庭でやることにしました。
百マス計算で有名になった陰山英男先生の著書を読んで共感し、先生が監修したドリルを中心に家庭学習を進めました。
小学校中学年
なるべく勉強というより楽しんで取り組めるものを探して、こちらにたどり着きました。
その教室に行かせたかったのですが自宅から遠かったので、市販のドリルをやらせてみました。
「ハイレベル」くらいまでしっかりできていれば、遅めに入塾しても困らないと思います。
あと書く力や読解力を鍛えるため、【作文通信教育講座ぶんぶんドリム】を約3年間続けました。
齋藤孝先生監修の作文通信教育「ブンブンどりむ」無料体験キットプレゼント中
まとめ
家庭で色々工夫してやらせてきたおかげか、息子達が中学受験の為に塾に通った期間は長男は1年5か月、次男は1年10ヶ月で済みました。
基礎力が付いていたようで、入塾時のクラスも上位クラスでした。
確かに入塾が遅いと、最初は生活スタイルの変化の戸惑いや勉強についていくのが大変ですが、子供の順応性は高いのですぐに慣れます。
共働きだったり兄弟が多いとそれだけ大変だと思いますが、入塾後がスムーズにいくようぜひ家庭でお子さんの基礎力を付けてあげて下さい。