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息子が東大に合格した教育費貧乏にあえぐ母のブログ

【東大受験】これだけかかった!我が家のリアル教育費を公開します

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この春長男が東大に進学して、我が家の財政状況は少しだけ改善しました。
大学受験を経験されたご家庭なら分かってもらえると思いますが、庶民家庭にとって大学受験期の教育費はありえないくらいかかります。
中学や高校受験の比ではありません。

教育費は家庭の方針や経済状況によって様々で、平均いくら、と単純に計算できるものではないと思います。

そこで息子が生まれてから東大に合格するまでの習い事と教育費を子供の年齢時期別にご紹介したいと思います。

0~6歳

赤ちゃんから幼稚園時代までです。
幼稚園は長男は2年間私立(近くに公立がなかったため)、引っ越して1年間公立。
次男は2年間公立。

長男:4歳~スイミング、6歳~ 体操教室
次男:5歳~スイミング、6歳~ 体操教室

〈月謝〉
・幼稚園(私立):1万円
・幼稚園(公立):5,000円
・スイミング(週2):9,555円
・体操教室(週1):6,825円

長男と次男は2歳違いで、長男の幼稚園は3年、次男は2年(引越のため)だったので、幼稚園時期はかぶっていません。
習い事も長男から始め次男は後から、ということが多かったので、スイミングがかぶっていただけです。
体操教室は1年ほどでした。
家では教えることが難しいこと、という視点で習い事を選びました。
勉強系は習い事をせず、家で工夫しました。
習い事にはあまりお金がかかっていない時期です。

ちなみに、長男が幼稚園の年長時に家を購入しました。
結婚して7年。
自分達にも子供達にもほとんどお金をかけていなかったので、住宅購入の際には頭金が結構貯まっていたんです。
住宅ローンは14年で完済しました。
住宅ローンも教育費がかかるようになると重荷になります。
大学受験期に教育費をかけられるよう、住居費のことを考えておく必要がありますよ。

7~12歳

小学校時代です。

長男:4~9歳 スイミング、7歳 習字、9~11歳 パズル道場、9~10歳 サッカー教室、9歳~塾
次男:5~10歳 スイミング、7~9歳 習字、7~9歳 パズル道場、10歳~塾

〈月謝〉
・スイミング(週1):約7,000円
・スイミング(週2):9,555円
・習字(週1):3,150円
・パズル道場(週1):7,350円
・サッカー教室(週1):約7,000円
・塾(週2~3):約50,000~60,000円

長男は低学年はスイミング(週1)だけでした。
習字は行ったもののすぐに辞めています。
3年生からパズル道場に行き始め2年間、サッカー教室は4年生の1年間、スイミングは幼稚園から5年間続けました。
3年生2月からパズル道場の塾に通い5年生7月で辞め、夏期講習から早稲田アカデミーへ。
受験が終わるまで通いました。

次男はスイミング(週2)が4年間、習字は2年半、パズル道場は2年続けました。
塾(サピックス)は5年生からと少し遅めです(長男の受験が終わってから入塾)。

金額が約~となっているのは通帳に記録が残っていなかったり、月によって金額がまちまちだったりしているからです。
塾に行く前はそれほど負担はありませんが、やはり塾に通い出すと月に5万、6万は当たり前になってきます。

塾代は兄弟がかぶらないようにしたので何とかなりましたが、年子だったり我が家のように2歳違いで普通に下の子も3年生の2月から入塾するともっと大変だったと思います。

13~18歳

中学高校時代です。
息子2人とも同じ私立中高一貫校に進学しています。

長男:中3~高1 EEFECT(英語)、高2~SEG(化学・数学)、高3~プラスティー(英語)、浪人~駿台
次男:高1~東進ハイスクール

〈年額学費〉
中学入学時:660,000円
高校3年時:804,000円
塾(SEG):約550,000円
予備校(駿台):1,373,500円
予備校(東進):約700,000円(まだ増える予定)

〈月謝〉
・英語(受験前):約20,000円
・英語(受験期):約22,000円

学校の学費は中学と高校での違いや値上がりの影響で、中学入学時と現在の高3時でかなり差があります。

長男が中3~高1まで、受験とは関係のない英語塾(EFFECT)に通っていました。
高2・高3はSEGで数学と化学を受講、高3のみ別の英語塾(プラスティー)、浪人時は駿台に通塾。

次男は高1から東進ハイスクールへ。
1年生では年額30万円程度だったのが高3ですでに70万円支払っており、まだ追加で受講予定です。

長男の浪人時は駿台だけの費用でしたが、現役時は学費プラス塾代だったので年間にすると我が家にとっては恐ろしいほどの教育費がかかっています。
これらはあくまでも学費だけ。
この他教材費や交通費、受験料などを加えると、もっとすごいことになります。

中学受験前も教育費がかかったとはいえ、次男は長男の受験後に入塾させたのでまだましでした。
中高は2人の学費がかぶっている上に塾代までかさみ、本当に大変です。
教育費が最高潮の時期。
これで長男が東大に落ちて私大に進学していたら、家計が破綻していたかもしれません😱

これは我が家だけの特別なことではありません。
受験期になると、私立中高一貫校であっても通塾する子がほとんどです。
中には優秀で自力で頑張る子もいますが、9割は何らかの塾や予備校を利用しているようです。
息子達の周りの友人を見ても、結構なお金をかけて予備校や塾へ行っています。

この時期、住宅ローンを完済しました。
住居費がかからなくなったおかげで、教育費をかけても生活が何とかなりました。

まとめ

庶民家庭の普通の子供が東大に合格するまで、これほどお金がかかってしまいました。

意識したのは、教育費は大学受験前がピークになるので、そこで十分にお金をかけられるよう子供が小さい頃はなるべくお金をかけないで貯めておくことでした。
よくチラシなどで見かけますが、バイリンガル幼稚園や小学受験塾など幼児期に行くような高額な習い事は庶民は手を出さないことをお勧めします。
ここで教育費をかけてしまうと、本当にかけたい時期に余裕がなくなってかけられなくなります。

我が家もこうして振り返ってみると、もう少し切り詰められる所があったのではと思う部分はありました。
しかし本人がやってみたいという気持ちと親が出してあげられるギリギリの部分を探った結果ですので、後悔はありません。

中学受験をせずに公立中・高にしていれば教育費はかからなかったもしれません。
しかし、東大を受験していた可能性は低かったと思います。

dottyhaha.hatenablog.com

子供を東大に行かせたいなら、ある程度の教育費は覚悟しておく必要があります。

ある庶民家庭の教育費の一例でした。
参考になれば嬉しいです。