dotty母のブログ

息子が東大に合格した教育費貧乏にあえぐ母のブログ

【大きく節約】人生3大無駄遣い?の1つ・生命保険について考える

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我が家は教育費のおかげで生活が苦しく、お金を少しでも捻出するために色々頑張っています。

そんな折、「40代から知っておきたい お金の分かれ道」(神樹兵輔著)という本を読みました。

神樹氏曰く、人生の3大無駄遣いとは「住宅ローンによるマイホーム取得・生命保険加入・マイカー取得」の3つだそうです。

その1つ、生命保険加入について考えたいと思います。

お金を貯めるのに必要なのは人生3大無駄遣いからの脱却

上記の通り、人生3大無駄遣いとは「ローンによるマイホーム取得」「生命保険加入」「マイカー所有」だそうです。

その上で大切なのは、「見栄を張らない」「危ない借金をしない」「モノはゴミとして考える」という心がけなのだそう。

確かにマイホームやマイカー所有は見栄を張る材料とする見方もありますし、しょせんモノですから古くなればいずれゴミになると考えられます。

しかし、我が家の場合は見栄のためにマイホームやマイカーを所有している訳ではありませんし、住宅ローンもよく考えて借りたので既に借金はありません。

駅前のタワーマンションや駅近物件でしたら値下がりするどころか逆に購入時の値段より上がることもあり、資産になりえます。
そもそも、見栄でマイホームを購入する人がどれだけいるのか疑問です。

イカーについては多少無駄遣いかなと思うことはありますが、夫の唯一の楽しみなので今の所手放すつもりはありません。
神樹氏は車に興味がない方なのでしょうね。

神樹氏の説は御本人の経験だけでの主張ですのでマイホームとマイカーについては疑問に思うこともありますが、保険については確かに無駄というのもうなずけました。

生命保険は無駄なのか?

生命保険に入るのは、将来の安心を手に入れる為です。
つまり、一家の大黒柱が何らかの原因(死亡・病気・けが)で働けなくなって収入が途絶えた場合に備えてのことです。

でも、そのような状況が起こるリスク割合はどのくらいあるのでしょうか。
厚生省の平成29年度の生命表から、一家の大黒柱の可能性が高い男性の生存率を見てみます。

40歳 98.3%  65歳 89.4%  75歳 75.3%  90歳 25.8%

働き盛りの40歳では殆どの人が、晩婚晩産で一概には言えませんが子供が独立しているであろう65歳でも9割近くの男性が生きています。

現在は共働き家庭や子供のいない家庭も多いです。
そういう家庭では、ほとんど生命保険に加入する意味がないかもしれません。

殆どの人が厚生年金か国民年金に加入していると思いますが、65歳未満でけがや病気で働けなくなった場合、障害年金が受け取れます。

また、厚生年金加入の夫が死亡した場合、夫が65歳以上になって受給できる厚生年金額の75%の遺族年金が妻に支給されます。
18歳未満の子供がいれば、さらに加算もあります。

上記の事から65歳時点での死亡のリスクも低く、年金が公的な保険の役割をしてくれているので、過剰に生命保険に入る必要はないわけです。

医療保障の特約にしても、免責事由が多く適用が限定的です。
健康保険に加入していれば高額療養費制度のおかげで自己負担する医療費は多くありません。

なので、保険料を払うくらいならその分を貯蓄に回した方が、よほどもしもの時の安心になります。

それでもどうしても心配なら、営利目的ではない都道県民共済が一番コスパが高いそうです。

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我が家の生命保険

我が家の場合、夫が結婚前の24歳で主契約の終身保険に加入しました。
保障は一生涯、払込期間は60歳です。

子供が生まれてから、定期保険を2つ追加しました。
保障・払込期間は49歳までです。

後は会社のグループ保険にわずかながら入っています。

最初はこれだけでしたが、義父が夫の為に加入していた保険を途中から引き継いだので、その分が増えてしまいました。

保険についてよく考えて加入したので無駄がないはずだと思っていましたが、よく見てみると終身保険に新災害入院特約と新入院医療特約が付いていました。
保障・払込期間は何と80歳!
保険料は月額335円と1,625円です。
神樹氏の説にそって考えると、この特約は無駄かもしれません。
見直しの必要がありそうです。

まとめ

保険は一度入ってしまうと、なかなか見直しをせずほったらかしになりがちです。
無駄のない保険に加入していると信じ込んでいた我が家でも、気付かなかった無駄があり長年放置してきました。

日々の節約も大切ですが、保険料などの大きいお金を見直すこともお金を貯めるのに必要です。

生命保険が全く無駄とは思いませんが、必要以上に入る必要なないと考えさせられました。

自分ではどの保険が無駄かどうかよく分からない方は、一度無料相談などを受けて見直してみてはいかがでしょうか。