【こうして、思考は現実になる】東大合格発表前の母の過ごし方
長男の第一志望である東大合格発表まで、あと2日になりました。
受験が終わった(終わっていると信じたい)のが先週の火曜日で、10日経ったことになります。
子供の合格発表って何度経験しても慣れなくて、緊張感が半端ないです。
世の親たちはどうしてるんだろう?
今回は今までで一番緊張する上に落ち着かなくて落ち着かなくて、口から何か出てきそうでした。
今回は「子どもの合格発表前の不安でどうしようもない方」へ向けて、私が息子の合格発表前をどう過ごし、思考が現実になったのかを紹介したいと思います。
1度目の挑戦は願いが足りなかった
高校3年生だった1年前の長男は、国立大学しか出願しませんでした。
国立大学は前期と後期があり、後期の受験校の勉強はまったくしていなかったのでほとんど第一志望校である東大1本のみ、という無謀な挑戦でした。
だって模試でA判定を取ったことがなかったんです。
いくら他の大学も受けるよう勧めても聞かない頑固な息子。
確かに1つに絞ると東大向けの勉強だけに集中することができ、合格可能性も高まるというメリットがあります。
実際、夏に受けた模試の判定がEだったのが秋にはCまで上がっていました。
センター試験が終わると国立の2次試験まで1か月ちょっとあります。
普通はそこで私立大学を受験する人がほとんどです。
息子は私立大学を受験する代わりに、東大模試(受験期真っ最中の2月にあるんです)を受けていました。
何とか2次試験を終えてからは、最後の登校日やら卒業式やらがあってバタバタし、あっと言う間に合格発表の日を迎えました。
息子本人は、発表前日まで友達と遊びに行ったりしていました。
とにかく2次試験が終わってからは全く勉強していなかったのです。
受験生本人がそんなだらけた状態なので、緊張感もあったものではありません。
親の方も受験生の子供がいるような気が全くせず、日々の忙しさであっという間に発表の日を迎えました。
発表の日は今でもはっきり覚えています。
土曜日だったので、夫も私も家にいました。
だいたい土曜日の午前中は買い物に行くので、その日もいつも通りに夫と買い物に行き、帰宅後はキッチンで調理していました。
さすがに少しだけ緊張しましたが、何となくだれていたというか至って普通の状態でした。
WEBの発表予定時間が12時頃でしたが、予定より少し早く発表があったらしくこちらが緊張感MAXになる前に発表を見た息子が部屋から出てきました。
「あ~、ダメだった」
一瞬目の前が真っ暗になりましたが、私は思っていたよりショックは少なかったです。
何となく落ちるような気がしていたのです。
息子の状態はというと、やはり落ち込んでいたのでしょうね。
ちょうどお昼だったので急いで昼食の準備をして息子を呼びましたが、部屋から出てきませんでした。
親の方が切り替えが早く、すぐに後期受験の為に新幹線の切符を買いに行ったり、予備校の説明会に参加したりしました。
何となく気持ちが宙ぶらりんな状態で、1度目の受験は終わったのでした。
2度目はとにかく1度目と違うことをした
昨年は緊張感がないと言いながら、お正月やセンター試験当日、2次試験の当日など何度も人形町の小網神社にお参りに行きました。
2次試験の会場が分かると、何と夫と2人で受験会場の下見と言って校舎の確認までしてしまいました。
昨年は失敗したので、今年は昨年と違うことをしよう!
ということで…。
昨年行った神社とは別の神社(湯島天神)に、1回だけお参りしました。
受験会場の下見もしませんでした。
今度あの大学に行くのは合格発表の日と信じて。
とにかく健康管理にかなり神経を使いました。
高価なマヌカハニーを朝晩舐めさせ、仕事が忙しい中でも食事には気を配りました。
そして今回は私立大学も受験しました。
センター利用2校と一般受験2校です。
センター利用1校は不合格でしたが、後の3校は合格しました。
私立大学の合格発表は、私が全て最初に見る羽目に。
息子本人は興味がないのか、合格発表がいつかも把握していなかったのです。
第一志望ではないとはいえ東大がだめだったら行く可能性があるわけで、合格発表をWEBで確認する時は手がぶるぶる震えるほど緊張しました。
またあれ以上の緊張感を2日後に味わうなんて。
血圧が200以上に上昇しそうです。
とにかく落ち着かないので、2次試験が終わると【こうして、思考は現実になる】(パム・グラウト著)を読み始めました。
こうして、思考は現実になる
「思考は現実化する」という引き寄せの法則、つまり強く思っていることが現実になるという説を何となく知っている人は多いかもしれません。
この本は、それを「知る」ためではなく「体験する」ための9つの実験を紹介しています。
その実験を通じて自分の思考は現実になることを理解し、願いをかなえることができるというのです。
この本では、自分の全思考を使って望めばどんなものでも手に入ると言っています。
ちょっと胡散臭いと思われる方もいるでしょうが…。
実際、家族に話しても本気にされませんでした(涙)。
全思考を使って、というのがポイントで、少しでも「でもダメかもしれない」「無理かもしれない」と思ってしまうと願いは叶わないのです。
確かに昨年は息子の合格を祈っていた半面、「今年は微妙かもしれないな」とか「まあ今年ダメでも1浪くらいなら長い人生の中ではなんてことない」とかネガティブな事も考えていたような気がします。
合格発表の1週間前には不安になり、届いた時にはどこかへやっていた予備校のパンフレットを引っ張り出して見るようになりました。
その思考が不合格を引き寄せてきたのかもしれません。
今年はその反省から、全思考を東大合格に集中させる努力をしています。
既に入学式の予定をカレンダーに書き込みました。
WEBの発表を見ずに掲示板を見に行こうよ、という提案は息子本人に却下されてしまいました。
本人が全思考を使って願わなければいけないのに。
私だけでも願いに集中すべく、合格発表当日のいいイメージを細部にいたるまで詳しく頭の中で再現しています。
これで合格したら、この本に書いてあることは正しかったことが証明されるでしょう。
まとめ
息子の合格発表は自分の時より緊張します。
思い描いたことが現実になるよう発表まで落ち着いて、願いに集中して過ごしていきたいと思います。
追記:思考が現実になり、長男が東大に合格しました!