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中学受験の志望校は?我が家の第一志望と併願校の選び方

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我が家は夫も私も中学受験を経験していなかったので、長男の受験の際初めてだったこともあり志望校選びが雑でした。
たまたま長男に合った良い学校に巡り会え進学できたので良かったのですが、もう少し考えることもできたのではないかと思っています。

中学受験の志望校と併願校はどうやって決めればいいの?

自戒をこめて、中学受験の志望校の選び方を考えてみたいと思います。

我が家の志望校

我が家は偶然が重なって、長男が中学受験をすることになりました。

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長男は早稲田中学の次に見に行った学校に、自分が興味のあるロボットのプログラミングができる部活があったので、そこが第一志望校になりました。
結局その2校しか見ていません。
長男があまりに熱望するので、塾や学校主催の第一志望校の学校説明会には何度も足を運びましたが、他の学校を見なくて大丈夫だろうかという不安もありました。
そこで親だけが見に行こうと他の学校のHPを見ると、事前予約が必要な所が多く大半は終わっていました。
6年生の2学期後半だったので今から考えると何て呑気な😱
何とか1校だけ予約不要の学校説明会に出席しました。
難関校であり伝統校です。
名前だけ聞くと、誰もが憧れるような学校です。
でも、私自身はなぜか違和感というかしっくりこない感じ。
言葉では説明できない感覚で、何となくこの学校には行ってほしくないなと思いました。
結局、第一志望はぶれることなく最後まで変わりませんでした。

併願校選びが問題だったのですが、まず我が家はある一定の偏差値ライン以上の学校しか受験せず、全て落ちれば公立中学へ通うことに決めました。
初めてだったので塾の先生から勧められた学校から選び、まず遠すぎてここしか受からなくても通わない学校ではありましたが、1回分の受験料で2回受験ができる他県の学校をクラス別(普通クラスと特進クラスのような感じ)で2回受験。
ここは受験の雰囲気に慣れてもらう為のものでした。
本番は、県内の偏差値的に少し下の学校を1校、本命1校、受験日が後の他県の学校を1校(2回分出願)を受験。
本命は受かりましたが、併願校も受験し1回目で合格しました。

次男の場合、長男の時にあまり学校巡りをしなかったので何校か見学に行きました。
説明会も事前に申し込みし、今度はちゃんと参加。
第一志望は、長男とは違う学校にしました。
長男の学校に不満があった訳ではなく、大学受験を前提にしていたので違う学校と比べてみたいと思ったからです。
受験したのは、長男と同じ遠い他県の中学2回、県内2校(1校は長男の学校)、第一志望校、チャレンジ校です。
さらに、長男の学校が不合格の場合の事を考え、第一志望校と同じ日に別の学校をダブル出願しました。
本命とチャレンジ校は不合格、結局長男と同じ学校に進学しました。

志望校選びの基準

志望校選びの基準には、いくつかの視点があります。

・偏差値
学校選びにおいて一番大きな基準かも。
あまりに我が子の成績とかけ離れた学校は選びにくいと思います。
受験勉強を始めて半年くらい経つと、大体子供の成績の位置が見えてきます。
そこで、偏差値表を見て我が子の成績+-5くらいの学校を中心に考えるといいかと思います。

・共学か別学、大学付属校か進学校
伝統校には別学が多いですが、近年女子校の共学化が特に多く共学校人気です。
6年もの長い期間別学で過ごすことには、お子さんによって向き不向きがあるでしょう。
共学になったことによって以前より偏差値が上がっていることがあるので、事前によく調べておく必要があります。
大学付属校に進んだ場合、そのまま付属の大学に進学する場合が多いです。
余程固い意志がないと、周りに流されてしまいます。
進路によって付属の大学に希望する学部がなかったりします。
中学時点で将来の進路が限定されてしまわないよう注意が必要です。

・通学時間
自分が学生の頃通学時間が長かったので、時間が勿体なかったのと体力的に辛かった記憶があります。
住んでいる場所によりますが、大体片道1時間くらいを目安に考えるといいと思います。
中学・高校になると部活もありますし、勉強時間も作らなければいけません。
帰りがあまり遅くならないよう、通学時間は重要です。

・大学進学実績
高校生になると親の言う事は聞きません。
何に影響されるかというと、友人や先輩等自分の周りの環境です。
自分が通っている学校の先輩や友達がどういう大学に進学したり受験するかで、大学を決めることになります。
国立大学に行ってほしければ国立大学の進学実績が多い学校を選べば、自然に国立大学志望になります。

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我が家の志望校選びの基準

我が家の場合、

ある一定の偏差値ラインを決めて受験し、全て不合格なら公立中学に通う
大学受験を前提にした進学校
通学時間は1時間以内

を基準にしました。

絶対に私立中学でなければならないということはなかったので基準にした偏差値ラインはかなり高く、結果的に難関校なので進学実績も良い学校になりました。
共学か別学かは特に気にしてはいなかったのですが、男子比率の高い共学校でした。

まとめ

様々な志望校の基準がありますが、大事なのは実際に足を運んで学校を見ることです。
いくら有名で難関校であっても、実際に見てみると違和感を感じることがあります。
私がそうでした。
実際に通う子供だけでなく、保護者もそうです。
入学してから他の保護者とお付き合いする機会がたくさんありますから。
全く子供の学校に行かないという保護者の方もいますが、確かに面倒なこともありますが行くと子供の学校の様子を知る事ができたり他の保護者の方との交流があったり、楽しいことがたくさんありますよ。

子供だけでなく保護者も学校生活を楽しめるよう、家庭に合った学校選びができるといいですね。