中学受験の社会の勉強法!我が家が使った問題集と本
中学受験に際して、算数や国語は勉強の重要性を感じて力を入れているご家庭が多いと思います。
ただ、一部の学校を除いては国数理社の4科目総合得点で合格点が設定されています。
なので、理社も手を抜けません。
中学受験の社会は重要?
中学受験の社会の勉強は?
今回は、中学受験の社会に焦点を当てて我が家の経験をお伝えしようと思います。
保護者に読んでほしいおすすめ本
長男が中学受験を目指している時にたまたま出会った本が、中学受験は社会で合格が決まる(野村恵祐著)です。
内容はタイトル通り中学受験の合否は社会の出来によって決まるという持論のもと、地理、日本史、公民、時事問題の各分野別に攻略法が述べられています。
私は中学受験は算数で合格が決まると考えていて今も変わらないのですが、社会について書かれている受験本を目にしたのは初めてだったので新鮮でした。
ともすると軽視しがちな社会をしっかり勉強して得点源につなげる、という考え方は全くなかったので、一度読んでおくと参考になると思います。
我が家が使ったおすすめ教材
学習まんが 日本の歴史(小学館版)
問題集ではありませんが、日本史の勉強に一番役に立ったのがこの本です(全24巻)。
勉強という感覚がないのに歴史の大きな流れを学べ、ビジュアルによって理解しやすく文字だけより忘れにくいことがメリットです。
夫が子供の頃も家にあったようで、得意科目が社会でした。
意外とマニアックな知識も詰め込まれており、セリフを覚えるくらい何度も読めとよく子供達に話していました。
息子達は入塾が遅かったのですが、日本史だけは苦労せず授業についていくことができて成績も良かったです。
高校生の次男は日本史選択なのですが、未だに定期試験前にはこの本を読んでいます。
センター試験も日本史選択にしたようなので、大学入試対策にも取り入れるつもり⁈
漫画は学習ツールとして取り入れやすく、他にドラえもんの学習漫画シリーズを多数揃えていました。
ドラえもん 人物日本の歴史
人物を中心とした歴史漫画です。
上記とセットで揃えておくと、より理解が深まると思いますよ。
暗記の極意777 インプット
長男は早稲田アカデミーに通っていましたが、塾のテキストである予習シリーズの要点チェックやWベーシックのトレーニング部分だけでは重要キーワードを暗記するのに使いづらく感じていました。
こちらは上記中学受験は社会で合格が決まるの著者野村恵祐さんプロデュース教材です。絶対に覚えなければならないキーワードが一問一答形式で777問に凝縮されており、左側に問題、右側に解答で解答が赤シートで隠れます。
基本的な知識の確認定着に役立ちました。
記述の戦場
上記と同じく野村さんプロデュース教材です。
難関校では社会の記述問題が多く、しかも配点が高いので重要です。
しかし、塾のテキストだけでの対策に不安がありました。
この教材は地理・歴史・公民各10問計30問、3つのパターンの良問が収録されています。
特に長男の第一志望校は社会が独特で塾の先生ですら対策できないと言われていたので、この教材のおかげで社会に対する不安が軽減されました。
社会コアプラス(サピックス小学部)
次男はサピックスに通っていたので、塾から配られた教材です。
社会の受験勉強の中心(コア)となる問題集で、基本事項は全てこの1冊でカバーされています。
重要知識660問と発展知識60問から構成されていて、志望校によって暗記すべき項目を取捨選択できます。
これがあれば上記の「暗記の極意777」は買わなくて済んだと思います。
受験当日も持って行きました。
まとめ
中学受験の社会の勉強法として
①本格的な勉強に取り組む前に、導入として歴史漫画や学習漫画を取り入れる
②核となる重要基本事項を暗記する
③一問一答形式で効率的に学習する
④実践演習に取り組む
この流れがいいと思います。
塾によって使用する教材が違います。
通っている塾の教材だけで不安がある方は塾まかせにせず、補完的に他の教材を取り入れることをお勧めします。