東大合格は遺伝と全く関係なし！我が家の一族の学歴は

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長男がこの春、めでたく東大に合格しました。

時々、東大生の親は高学歴が多いと言われます。
でもそれは違いますよ、と声を大にして言いたい。

親が平凡でも子供は東大に合格できます！

我が家が証明しています。

我が家の東大生の一族の学歴
遺伝より環境の方が大きいと思う
まとめ

我が家の東大生の一族の学歴

このように書くとよく分からないと思いますが、要するに母親である私と夫、親戚一同の学歴のことです。

夫と私は関西の二流私大文系出身です。
2人共、小学校から高校まで公立でした。

私は一応県立のトップ高出身でしたが指定校推薦で大学に入学し、受験勉強をしていません。
夫に至っては県の4～5番手の公立高校出身で、一浪して同じ大学に入学しています。

さらに遡って私の両親の学歴ですが、両親揃って高卒です。
父は大学進学希望でしたが、家庭の事情で働かざるをえませんでした。
母は勉強が得意でなく、商業高校出身です。

夫の両親の学歴ですが、義父は地方の私大文系出身です。
義母は偶然にも母と同じ高校です（本人達は知りませんが）。

さらに親戚を見てみましょう。
父方の従兄弟は、何と大卒がいません。
母方の従兄弟は、薬科大学（実家が薬局のため）が3人、早稲田大学理工学部（父親が大学教授、母親が医者）が1人です。
私の弟は関西の私大理系出身です。

夫の親戚はどうでしょうか。
父方の従兄弟は、九州大学理系が1人、地方公立大医学部が1人、地方私大が1人です。
母方の従兄弟はよく分かりません。
夫の姉は短大、弟も関西私大文系です。

こうして見ると、早稲田や九州大、医学部卒などが一部いますが、大部分は高卒だったり大卒でも大したことはありません。

まあそんな一族から初めて東大生が出たということで、私達親より祖父母の方が舞い上がっていてびっくりしています。

遺伝より環境の方が大きいと思う

我が家のようにそれほど高学歴でない家庭から、なぜ東大生が誕生したのでしょうか？

ちなみに政治家の鳩山家は家系をさかのぼると5代連続東大合格者を出しているそうです。
また、お子さん4人全員が東大理Ⅲに合格した佐藤亮子ママのご主人も東大出身です。
東大出身の親がいる家庭の方が子供が東大に合格しやすい、という説が出るのも無理はありません。

しかしそれは遺伝というよりは東大出の親がいる家庭は子供が自然に勉強するようになる環境であることが大きいのではないでしょうか。
だったら、凡人家庭も東大出の親がいる家庭と同じことをすればいいのです。

振り返って今までやってきたことを考えてみました。

・小さい頃は絵本をよく読み聞かせした
・規則正しい生活をした
・ひらがな・カタカナ・漢字、百マス計算、音読など基礎を家庭で行った
・家族でよくお出かけした
・中学受験をして難関中高一貫校に行かせた

これらは我が家の場合です。
特別英才教育をした訳ではありませんが、ほったらかしにもしていません。
それなりに努力はしてきました。
でもそれは東大を意識したものではなく、生活していく上で困らないよう最低限のことを身に付けさせてあげたいという気持ちからです。
何事も基礎は大事ですからね。
我が家だけが特別やっていることではないと思いますし、そんなに難しいことでもありません。

我が家の場合、東大受験に大きく関わったのは中高一貫校に進学したことだと思っています。
確かに東大生の出身高校はここ5年間、国・私立合わせて65％らしいです。

dottyhaha.hatenablog.com

中高一貫校に進学したことにより、東大に挑戦することが特別なことではない環境を与えられたと思っています。
そしてその学校に入るためには小さい頃の環境が大きく関わっているはずです。

今年の東大入学式で述べられた、上野千鶴子名誉教授の祝辞が話題になっていますね。
かなり偏った内容だったので私も聞いていて驚いたのですが、一部「そうそう、これが言いたかったのよ」と思える部分がありました。