dotty母のブログ

息子が東大に合格した教育費貧乏にあえぐ母のブログ

【北海道8日間の旅】家族4人で22万円で済んだ貧乏旅行体験記

子供達が幼い頃、我が家はよく車でお出かけや旅行をしていました。
当時は教育費貧乏ではありませんでしたが、根っからの貧乏体質?なのでできるだけお金をかけずに楽しもうと色々工夫していました。

お金をたくさんかけなくても、北海道旅行だって楽しめます。
我が家の貧乏旅行体験記をご紹介します。

北海道旅行日程と内容

家族で行った北海道旅行の日程は

2009年8月15日~22日(8日間)

現在の我が家から見ると、かなり贅沢な旅行です。

1日目(15日) 自宅(千葉)~青森~(船中泊)
2日目(16日) 函館(函館泊)
3日目(17日) 函館~積丹半島~小樽(小樽泊)
4日目(18日) 小樽~旭川富良野富良野泊)
5日目(19日) 富良野~帯広(帯広泊)
6日目(20日) 帯広~札幌(札幌泊)
7日目(21日) 札幌~苫小牧~(船中泊)
8日目(22日) 仙台~自宅(千葉)

使った交通手段は、自家用車とフェリーです。
これが旅行代節約の最大のポイントです。

1日目 千葉~北海道まで

とにかく、自宅を出てから東北自動車道を使ってひたすら北へ進みます。
函館まで13時間となっていますが、車移動は青森までなのでそれほどかかりません。
十和田湖に立ち寄る余裕もありました。

夕食は青森駅前の食堂“おさない”で、ホタテ料理を堪能しました。

フェリーに乗るのは青森~函館までなので4時間くらい。
1日で一番遅い時間に出航する船を選んだら何と…。

“えさん”という漁船みたいな船でびっくり!
ちなみに1つ前に出航したのは“びなす”といって、立派な船だったのに…。
毛布もなく、8月とは思えないくらい寒かったです。
船中泊するなら防寒対策を忘れずに!

利用したのは津軽海峡フェリーです。
家族4人+車で22,870円でした。

2日目 函館

昨晩一番遅いフェリーに乗ったのに、函館には午前3時に到着してしまいました。
船から降りて暫く走ると、“しんわの湯”を発見。
5時にはオープンするようだったので、それまで駐車場で仮眠。

入浴後、道南限定コンビニ「ハセガワストア」の名物“やきとり弁当”を購入。
五稜郭の近くで朝食として食べました。

早朝から五稜郭の公園内を散歩。
五稜郭タワーは料金が高いので昇りません。

大沼国定公園に立ち寄りさらに進み、“ハーベスター八雲”にてランチ。
ここは元はケンタッキーフライドチキンの実験農場だった所です。
絶景とチキンを楽しみました。

午後は函館市内を散策。
道南限定ご当地バーガーラッキーピエロ”にて夕食。

夜はロープ―ウェイで函館山へ。 大人1,160円 小人590円
山頂から夜景を楽しみました。

「ペンション パリサラブレッド」に宿泊。
4人で素泊まり10,000円でした。

3日目 函館~積丹半島~小樽

函館から小樽を目指します。

前日は贅沢な食事をしてしまったので、この日は朝食は事前にスーパーで買ってあったカップめんやパンなどで済ませ、昼食は途中の道の駅で買ったお弁当を食べました。

少し遠回りして、積丹半島を通ります。
せっかくの絶景だったのに、子供達は寝てばかりでした。
勿体ない。

夕方から夜にかけて小樽を散策。
夕食は何と痛恨のミス。
事前に調べていた有名なお店“カリー軒”は実は札幌のお店だったのです。
ややこしいことに小樽にも“カリー軒”があったのでわざわざ2㎞も歩いて行ったのに、どうやら別のお店だったことが判明。
普通の洋食屋でショックでした(まずくはなかったものの、わざわざ小樽で食べるほどのものではない)。

夜は旧北海道拓殖銀行小樽支店で歴史的建造物の「ホテルヴィヴラント オタル」に宿泊。18,900円。
外観は趣があって素敵だったのに、室内は狭くてそっけないほど普通でした。
小樽での食事も宿も少し残念でした(自分のせいだけど)。

4日目 小樽~旭川富良野

気を取り直して、朝食でパンをたくさんおかわりして出発します。

途中で“ロイズふと美工場直売店”に立ち寄りました。
工場見学できるのかと思ったら、普通の直売店だけでした。
ちょこまんを買ってすぐに食べます。
美味しかった!

お昼頃、旭川のラーメン村に到着。
平日の昼間だというのに、どこのお店もかなりの行列でびっくりです。
得に行列が長かった“梅光軒”で昼食。

その後、念願の旭山動物園へ。
ここも人がいっぱいで駐車するのに一苦労でした。
大人気の訳が分かるほど、他の動物園とは違います。
キリンの顔の部分が近く見られたり、円柱水槽で上下に泳ぐアザラシが見られるなど、動物の見せ方に工夫があります。
次男はこの旅行の中で旭山動物園が一番楽しかったと言っていました。

夜は富良野の多田農園内にある「プチペンション田舎倶楽部」に宿泊。10,800円。
夕食は近くのスーパーで見切り品を買ってきて食べました。
節約、節約…。

5日目 富良野~帯広

泊まっていたペンションのオーナーの方に、トマトをたくさん頂きました。
朝食はそのトマトや前日の夕食と同時に買っておいたパンやヨーグルトで済ませます。
野菜があるだけで、とても贅沢な気分。

“ケンとメリーの木”や“セブンスターの木”、“パッチワークの路”など美瑛を満喫。

お天気があまり良くありませんでした

途中から晴れて、美瑛駅や“四季彩の丘”にも。
ドラマ「北の国から」のロケセットを見たり、六花亭本店へも行きました。

昼食の記録がない…。
もしかしてまともに食べていないのかも。

夕食は帯広の豚丼専門店“ぱんちょう”にて。
肉の量で料金が違います。
夫は肉が5枚の「松」、次男と私で肉が7枚の「梅」を半分こ、長男は一人で肉が7枚の「梅」に味噌汁まで追加。
昼の分も贅沢しました。

夜は「帯広東急イン」に宿泊。
4人で14,800円でしたが、部屋がかなり広く快適でした。

6日目 帯広~札幌

素泊まりだったので、いつもの我が家らしい朝食。

富良野で頂いたトマトもまだ残ってる

幸福鉄道公園内の幸福駅へ。
この10年前にも訪れたことがありますが、綺麗に整備されていて驚きました。

田中義剛さんの「花畑牧場」へ。
生キャラメルやキャラメルソフトを購入。
何と「進ぬ!電波少年」で日本縦断の旅をしたロシナンテがいました!

昼食は車内でコンビニで買ったお弁当やおにぎりで済ませます。
またここで節約。

“ファニーフレンズファーム”にて静かに余生を送っている、かつての競走馬“ミホノブルボン”とご対面。
夫が感激していました。

夜は札幌。
回転寿司“根室花まる”にて夕食。
子供達は食べる食べる…。
100円の回転寿司とは違うんだけど。

札幌駅前の「ホテルモントレ」に宿泊。
最後に奮発したので29,000円。
室内の調度品が立派でインテリアも素敵でした。

7日目 札幌~苫小牧~

せっかくの朝食バイキングなのに、前日お寿司を食べすぎてまだお腹がすかないのか全然食が進みません。

時計台や大通公園北海道庁旧本庁舎北海道大学など札幌を散策。

何と牛とろ丼が450円!安い

最後に北海道開拓記念館へ(現在は北海道博物館)。
北海道の歴史や文化が紹介されていてなかなか面白く、子供達も熱心に見ていました。

フェリーに乗る前に、ちくわパンで有名な“どんぐり”でパンを購入。
これは明日の朝用。
乗船後の夕食は西友で買ったおにぎりやお弁当。

帰りの太平洋フェリーは苫小牧から仙台までです。

今回は一人ずつベッド。
4人+車で66,500円でした。

8日目 仙台~千葉

昨夜買っておいたパンの朝食。
甲板に出ると、2万円を節約して乗らなかった“さんふらわあ”が近くに見えます。

朝に仙台に着き、千葉にある自宅を目指します(ここからもかなり遠い)。

まっすぐ帰るのかと思いきや、途中で埼玉にある“イオンレイクタウン越谷”に立ち寄り。
当時、まだ行ったことがなかったからです。
夕食を済ませてやっと帰宅。

こうして無事に8日間の旅程が終了しました。

旅行代の節約には交通費がポイント

今回の旅行にかかった費用

・交通費
高速道路(行き) 約11,300円
津軽海峡フェリー 22,870円
太平洋フェリー  66,500円
高速道路(帰り) 約6,800円
ガソリン代    約20,000円       計 127,470円

・宿泊費
ペンション パリサラブレッド  10,000円
ホテルヴィヴラント オタル   18,900円
プチペンション田舎倶楽部    10,800円
帯広東急イン         14,800円
テルモントレ        29,000円   計 83,500円

・食事           約40,000円

・入場料・利用料等     約10,000円

合計  約220,000円

普通は北海道まで飛行機で行き、現地はレンタカーで移動というパターンが一般的です。
しかし家族4人が飛行機を利用するとなるとそれだけでかなりの金額。
レンタカーも北海道の場合は移動距離が長いので高額になりそう。

色々計算して、やはりマイカーで行くのが安上りという結論になりました。
旅行代の大部分が交通費なので、これを節約できたのが大きいです。

ホテルは大体1泊1万円代を目安にし、最終日だけ少し贅沢しました。
“終わり良ければ総て良し”ということで、最後の素敵なホテルが一番印象に残りやすいので、この作戦は良かったと思います。

食事もいつも豪華にするわけではなく、ご当地の有名店など“どうしてもここ”というお店があれば利用しましたが、ただ空腹を満たすだけの場合はスーパーやコンビニで調達した食料を食べていました。

【千葉~北海道8日間の旅】家族4人で約22万円で済んだのは、かなり安上りの旅行だったと思います。

まとめ

10年前の旅行ですので今だと多少金額が変わっていると思いますが、普通に行くより安上がりなのは間違いない方法です。

旅行代金を節約するためには、交通費をいかに抑えられるかがポイントですよ。

宿泊費や食事代はすべて節約するといかにも貧乏くさい旅になってしまうので、贅沢する部分と節約する部分のメリハリをつけるといいと思います。

移動が車の旅は時間がかかるので、ある程度時間に余裕がある旅にすることをおすすめします。