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息子が東大に合格した教育費貧乏にあえぐ母のブログ

住宅ローンは教育費がピークになる前にできるだけ減らしておこう

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我が家は教育費が家計の中でかなりの割合を占めていますが、それができるのも住宅費があまりかかっていないからです。

子供の教育費がピークになるのは家庭の状況により様々ですが、我が家の場合は子供2人が中学受験をしましたので、子供が小学校高学年になり塾に行き始めた頃から教育費がかかるようになりました。

住宅ローンは子供が小さい頃に返済を頑張りできるだけ減らしておこう

教育費がピークを迎えた今、つくづく思うことを書きたいと思います。

我が家の住宅事情

結婚してから7年間、賃貸マンションに住んでいました。
夫の会社の住宅補助があったので、家賃15万円の3割が自己負担額でした。

子供が小さかったこともあり大きな出費がなかったので、7年間で約2,000万円を貯め新築マンションを購入しました。

購入したマンションは3LDK。
マンション内ではかなり狭くて金額も安いタイプの部屋です。

お給料からシュミレーションしてもらうともっと高い部屋も買えそうでしたし、4人家族なので4LDKのタイプとかなり迷いました。

しかし、この選択は正しかったのです。

安い方の部屋を選んだおかげで14年で住宅ローンを完済できましたし、その分教育費をかけることができています。

我が家の住宅ローン

借り入れ方法

我が家は住宅金融公庫から2,750万円を35年ローンで借入をしました。
金利は固定金利(10年まで2.75%、それを超えると3.75%)です。
変動型ならもっと金利が安かったので、一部を変動型にしても良かったかなと思います。
途中で金利が上がるのを恐れるあまり慎重になりすぎました。
ボーナスはその時々によって金額があまりにも違っていたので、ボーナス払いはなしにしました。

返済は元金均等で!

住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済の2種類あります。

元利均等返済は、返済期間中の返済額(元本₊利息)が毎月均等になる返済方法で、毎月の返済額はほぼ一定です。
返済額が一定ということは返済が最初の頃はほとんど利息分ということになり、元金均等返済に比べて利息の支払い総額は多くなります。
毎月の返済額に変動がないためか、ほとんどの方が元利均等を選ぶようです。

元金均等返済は、返済期間中の元金の返済額が毎月均等になるようにし、それに利息を加えた額を返済します。
返済初期は元金が多いので利息も多く、毎月の返済額は多くなります。
ただ返済初回が一番返済額が多く毎月徐々に少なくなっていき、利息の支払い総額は元利均等よりかなり少なくなります。

我が家はもちろん元金均等返済を選びました。
これでかなり住宅ローンの利息を節約できたと思っています。

子供が小さくてお金がかからない時期なら、住宅ローン返済額が多くても大丈夫です。
逆に子供が小さい時期でもローン返済が厳しいなら、家計に対して住宅ローンが多すぎるということになります。

住宅ローンを借りられるだけ借りるのではなく、将来を見据えて住宅費以外に余裕を持たせられるかを考えて購入した方がいいと思います。

繰り上げ返済で返済期間を短縮

返済が始まって5年間、毎年繰り上げ返済をしました。
1年に1回など決まったサイクルではなく、100万円や200万円などまとまった額ができたタイミングで数回返済しました。

繰り上げ返済する時に期間短縮か返済金額の減額かを選べるのですが、迷わず期間短縮にしました。
返済期間が短くなっていくのを見ると、かなり精神的に楽になります。

子供が小学校高学年に近付くにつれ教育費がかかるようになったため、まとまった額がたまっても繰り上げ返済せず手元に残しておくようにしました。

賃貸ではなく持ち家を選んだ理由

ずっと賃貸を選ぶという選択もあるのですが、我が家は購入することを選びました。

・夫の会社の住宅手当が賃貸でも持ち家でも同じ金額であるため購入した方が得である
・同じ条件の家だと賃貸より住宅ローンの方が毎月の支払額が少ない(借入の金額によりますが)
・住宅ローンの返済中に万が一夫が亡くなることがあっても、住宅ローンの支払いが免除されて住む場所に困らない

上記のような理由です。
よく言われているような“家は資産になるから”という理由ではなく、住宅費を抑えることができるという理由です。

生活スタイルによって賃貸の方がいい場合のありますし、住宅ローンに縛られて他にお金が回らないようであれば、無理して購入しない方がいいかもしれません。

まとめ

大学受験生をかかえて教育費がピークの今、住宅ローンがなくなって本当に良かったとしみじみ思います。

一番いいのは住宅ローンを組まないで購入することですが、普通のサラリーマン家庭には難しいです。

日々の細かい節約も大事ですが、住宅ローンの利息に目を向けるとかなり節約効果があります。

住宅ローンを組むなら、できるだけ総額支払いが少ない方法を選ぶ努力をしてみて下さい。