【教育費の節約】教育費貧乏になる前に教育の質を下げずに実践した方法
我が家は教育費は高校生以降かかってくることを早くから予想し(予想以上にかかっていますが)、子供が小さいうちはなるべく教育費を節約しようと考えました。
教育費をまったくかけない訳ではなく、お金をかけるポイントをおさえることにしたのです。
できるだけ質を下げずに節約してきた子供が小さい頃の教育方法をご紹介します。
幼稚園と小学校は公立で
最初に住んでいた所は近くに公立幼稚園がなかったので、長男は年少・年中の2年間私立幼稚園に通っていました。
補助が出たので、月謝は10,000円でした。
幼稚園バスで通学できて楽でしたし、私立にしては安かったと思います。
今の家に引っ越しして近くに公立幼稚園があったので、迷わず選択。
次男は2年保育でしたが公立幼稚園です。
制服はなく長袖と半そでのスモック、帽子、かばんだけ用意すればよく、後は自由です。
月謝は5,000円でした。
小学校はそのまま近所の公立小学校へ。
小さい頃は目の届く範囲で生活して欲しかったので、お受験は全く考えませんでした。
地元に友達がたくさんできて、本当に良かったです。
習い事や塾なども必ずお友達が一緒だったので楽しく、大変だった中学受験も本人は全く嫌がらず(むしろ自分からやりたがりました)乗り切れましたよ。
習い事を厳選
子供が何に興味を示すかどうか分からないから取り合えず色々習わせて興味があるものだけ残すという考え方もありますが、幼稚園時は最初から厳選しました。
まず音楽系はお金がかかるので、まず私が家でピアノを教えました。
長男は幼稚園の頃興味を示したので、最初は結構練習していました。
幼稚園の音楽会でピアノ担当になり、習いに行っていないのにピアノ担当になった子は初めてだと言われるくらい上達しました。
しかし、段々興味がなくなってきたようなので無理強いはせずフェードアウト。
高校生になってからは、一時期ギターにはまっていました。
次男は最初からピアノには興味はなさそうでした。
高校生になってから興味を持ち出し、たまにピアノを触っています。
楽譜だけはよめるようになっていたようです。
習い事は長男が幼稚園年長、次男は年少からスイミングを選びました。
体操教室は幼稚園から小学校1年生時に1年ちょっとだけ通いました。
長男は自分からサッカーを習わせてくれというので、4年生の1年間はスイミングとサッカーに行きました。
次男はスイミングを週2回、体操教室に行っていた頃は1回通っていて、二人共習い事は4年生いっぱいで辞めました。
学校では泳ぎはちゃんと教えてもらえない、でも水泳の授業はがっつりあったので、スイミングは行かせて本当に良かったです。
小学校から字が汚いといけないと思い、習字に行かせました。
長男はすぐに辞めてしまい、次男は2年半続きました。
学習塾代を節約
自分が小さい頃公文式をやっていて良かったので子供にやらせるか悩みましたが行くのはやめて(ここで節約)、市販のドリルや問題集、自作のプリントで済ませました。
本屋さんに行けば、本当にたくさんのドリルや問題集が売られています。
幼稚園の頃はひらがなやカタカナ、簡単な計算ドリルなどを買ってきて、朝食後幼稚園に行くまでの間に済ませました。
英語は、ディズニー英語システム(DWE)の中古を使ったりDVDを見せたりしていました。
小学校に入ると、家で百ます計算、漢字ドリル、音読などをやらせました。
百ます計算は最初だけ市販のものを購入し、それが終わるとマスを書いた紙(しかも裏紙!)をたくさん用意し、数字だけ変えて何枚も作りました。
実際に使ったものです↓
5年生で塾に行くようになる前は、当該学年用の少し難しめの市販の問題集や作文添削通信講座等を家でやりました。
長男が3年生、次男が1年生になって2年ほどパズル道場へ。
勉強というより、遊びの延長で数学的センスを養うようなものです。
学習塾はお金がかかるため行き始める時期をできるだけ遅くしたので節約になったと思います。
机上の勉強だけではなく体験させる
息子達が小学生の頃、日本科学未来館の友の会に入会しました。
年会費は今は個人 5,140円(税込)ファミリー 10,290円(税込)で高いみたいですが、当時はもっと安かったと記憶しています。
入会すると、会員しか参加できないイベントに参加できます。
実はこの友の会のイベントのおかげで長男の人生が変わったのです。
長男はここで参加したロボットの実験教室でプログラミングに興味を持ち、そのようなことを行っている部活がある中学に行きたいと言い、すごいモチベーションで頑張り見事合格したのです。
そのイベントで使われていたレゴマインドストームはご家庭でも購入することができますよ。
後は、子供達が小さい頃から工場見学によく連れて行ったものです。
工場見学はほとんどが無料です。
自動車、飲料、お菓子等、本人達は作られる工程は覚えていないかもしれませんが、最後に試飲や試食ができたので楽しめました。
お土産をもらえる所もあります。
プログラミングも工場見学も今でこそ特に珍しくないようですが、10年前はあまり知られておらず、プログラミング教室に通わせたかったものの教室があまりなく通うのに遠すぎて断念したくらいです。
最近は工場見学もプログラミングも当たり前で、方向性は間違っていなかったと思えます。
まとめ
教育の質を落とさずに節約するためには、外部任せにせず家庭でできることは家でやるということが大事なのではないでしょうか。
後は、子供が小さいうちはなるべくお金をかけないということです(教育費に限らず、生活全般)。
ただ、家でやるということはそれだけ手間もかかります。
共働き家庭が多く、子供にかける時間は殆どない方も多いでしょう。
でも、教育は小さい頃が本当に重要です。
やってきた事が、良い事も悪い事も後から影響してきます。
子供達が大きくなってきた今その事を痛感し、「あの時ああしておけば良かった」と後悔することもあります。
時間がない方も大変な時期はわずかな期間だと腹をくくり、できる限りお子さんに手間をかけてあげて下さい。
「教育費をケチる」のとは違う、本当に子供の事を考えた関わり方が大事だと思います。