【東大進学】国立大学進学でも意外にかかるお金のこと
長男がこの春東大に進学しました。
国立大学に合格してくれたことは、教育費貧乏家庭にとって救いです。
さぁこれで貧乏家庭ともおさらばよ!
と思っていたのですが、現実は厳しくまだまだ貧乏継続中です。
なぜなら国立であれ私立であれ
大学進学時にはめちゃくちゃお金がかかるから。
実感した我が家の教育費事情をお伝えします。
合格してから1週間のうちにやったこと
東大に合格してから入学手続き期限までが本当に短いです。
3月10日発表当日にWEBで情報登録をし(13日正午までが期限)、入学料282,000円を15日までに納入します。
入学手続申請書や受験票などの入学手続き書類も15日17時必着です。
せっかく合格してもこれらの手続きを期限以内に行わなければ、入学は取り消されてしまいます。
発表当日に送られてきた合格通知書にも、「3月15日までに入学手続きを行ってください。入学手続きを完了した者は、平成31年4月1日付けで入学を許可します。」と書いてありました。
実際、他の大学の事ですが、めでたく合格したものの舞い上がって親子で期限内に手続きするのを忘れてしまって入学できなかった事例があるらしいです。
親が大学に直接連絡して必死にお願いしましたが非情にも「死んでも駄目です」と言われてしまったとのこと。
締切は厳守。
合格しても、手続きが終わるまでは気を緩めないように気を付けて下さいね。
我が家の場合恥ずかしながら、息子だけに手続きを任せて不備があっては大変なので、発表翌日にたまたま夫が休みを取っていたので2人で銀行や郵便局に行き手続きをしました。
ちゃんと無事に手続きできていたようで、15日には入学手続きを完了した者に送付される「諸手続書類」が送られてきました。
ここまでやってやっと“東大に入学できるんだ” という実感が湧いてきてホッとしたのを覚えています。
夫が休みで諸手続きした日に、ボロボロだった息子のiPhoneを注文。
16日には、入学式に着るスーツ一揃えを購入。
現在使っているリュックがボロボロなので、通学カバンの下見。
いったいいつになったら出費がなくなるの⁈
こうしてバタバタと1週間が過ぎました。
合格してからもまだまだかかるお金
国立大学は授業料が安いから助かった!と喜んでいたのも束の間、また色々な出費に迫られています。
大学生になれば生協に加入しますし、大学の諸団体(強制ではないが入っておいた方が良さそうなもの)のへの納入金がありました。
合格してから入学する前に支払った金額は以下の通りです。(概算)
・入学料:282,000円
・iPhone:72,000円
・スーツ・Yシャツ・ネクタイ:39,000円
・靴:18,000円
・PC:180,000円
・生協加入出資金:16,000円(卒業時に返還される)
・学食パス初回入金:30,000円
・大学生協共済保健:14,400円
・東京大学運動会:10,000円
・東京大学教養学部オリエンテーション委員会:16,200円
・定期券:59,680円
・電子辞書追加コンテンツ:6,000円
・教科書代:???円
・通学カバン:???円
これらをざっくり計算すると、75万円になります!
年間授業料は54万円なのに、それより高いです!
これらの初期費用は私立であろうと国立であろうと同じ(私立だったら寄附金とかあってもっとかかるかも)だと思います。
国立大学で自宅通学の場合でもこれだけかかるので、私立だったり下宿となると考えたくもないほどのお金がかかります。
大学進学費用、恐るべしです。
まとめ
受験料だけでも10万円以上使ったのに、合格してから僅かの期間でこれだけの出費がありました。
そんな中、次男が高校から今年度の学費等の納入についてのお手紙を持って帰ってきました。
今年1年の高校の学費は、年間866,000円でした。
受験生でさらに予備校代や受験料もかかるので、またまたこの1年の出費もすごいことになりそうです。
庶民が子供を大学へ進学させようと思ったら、こんなに大変なんですよ。
教育費貧乏から脱却できる日はまだまだ遠いです。
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