大学受験生の母でも手伝える!佐藤亮子ママ直伝の赤本カスタマイズ
大学受験ともなると、中学受験とは違って勉強の難易度は高いし息子からは煙たがられるしで、親ができることなんてないわ…と思っていました。
ある日テレビを何気なく観ていると、お子さん4人全員を東大理科Ⅲ類に合格させた佐藤亮子さんがセンター試験過去問題集の「赤本」を使いやすいようにする方法を紹介していました。
「これはいい!」と思って、私も息子の赤本を購入するとすぐにやってみました。
赤本カスタマイズのやり方~赤本をバラバラに
赤本をすでにお持ちの方はご存じだと思いますが、赤本はセンター試験の過去問が25年分載っています。
年度によっては本試験の他に追試験の分も載っているので、とにかく太い!
私が買った赤本は、英語32回分、国語27回分、物理と化学は其々30回分、何と数学は60回分収載(地理Bはただ25年分収載としか書いていませんでした)。
確かにこのままでは解きにくいだろうなぁという印象です。
赤本カスタマイズ始めてみます。
用意するものは、カッターナイフとホチキスとマスキングテープです。
①前半分くらいは解答・解説部分なので(科目によっては解説部分の方が太い)、問題部分をカッターナイフで切る。
最初は本にカッターナイフで切りつけることに躊躇してしまいますが、思い切ってグサッとやって下さい。
問題部分を取ってしまうと中は割と綺麗です。
ギザギザになって残ってしまうことはありません。
②切り取った問題部分を試験毎にホチキスで2~3か所留め、ホチキスの芯でケガをしないようにマスキングテープでくるむ。
③解答・解説部分に年度毎インデックスシールを付ける。
本当に使いやすい!と息子に感謝された
実際に出来てみると、確かに買ったときのままと比べて使いやすそうです。
このカスタマイズのメリットは
・自分がこれから解く問題だけを取り出せるので、問題をめくりやすく解きやすい。
・解きたい年度の問題をすぐに探せる。
・答え合わせをしようとしても、インデックスが付いているのですぐ該当ページを開ける。
・家ではなく外に持って行く場合、必要な問題だけ持っていけるので荷物が軽くなる。
です。
思い切ってやって良かったと思いました。
まとめ
赤本カスタマイズは利点だらけですが、欠点をあげるとすれば面倒くさいことです。
息子は国立理系志望なので赤本6冊あり、特に数学は60回分あったので大変でした。
すべての科目を1日で済ませてしまったので、丸1日かかってしまいました。
なので、便利だからと言って受験生本人がやるのはオススメしません。
そんなことやる暇があったら、少しでも勉強してほしいですよね。
ここは頑張って、周りの人がやってあげて欲しいと思います。
特にお母さん。
普段1番お世話しているのはお母さんが多いと思うのですが、なかなか感謝されることがありません。
でも、赤本カスタマイズしてあげると珍しく使いやすいと感謝されました。
思春期の子供とのコミュニケーションツールとして、受験生を応援する方法として、良かったら試してみて下さい。